2021.05.24
自分の足で歩く!脊柱管狭窄症(痛みや痺れ)の予防リハビリ!
脊柱管狭窄症とは
骨の老化によって、神経を通す脊柱管が狭くなり神経を圧迫することで起こる病気です。
腰痛や「歩いたり立ったりしていると、痛みや痺れが生じる」のが特徴的な症状です。
高齢者に多く見られますが、若い頃から腰に負担がかかる職業に携わってきた人や、逆に筋肉を使わずにいたために筋力が低下している人がなりやすい傾向にあります。
40差異以上の男女における割合は240万人!(40歳以上の3.3%)
高齢者ほど罹患率は高くなり、80歳以上で男性9.3%・女性15.8%
悩みとして多いものは、「歩きにくい」「症状により、やりたいことができない」ということが多いです。
足の痺れやおもだるさはなぜ起きるのか!?
脊柱管が狭くなって神経と血管が圧迫されると十分な血液が神経に送られなくなり、症状が現れます。
では、なぜ脊柱管が狭くなってしまうのか
脊柱管は腰を反ることで狭くなるため、腰部の反りが痛みや痺れを増悪させてしまいます。
腰部を反らなければ、症状が和らぐことが多いです。
実際に、背中を丸めたり、座っていると楽ではありませんか!?
痛みを和らげるには…
・手術療法
・薬物療法
・運動療法
・日常生活指導
・装具療法
などがあります。
今回は、運動療法を中心とした保存療法についてお話を進めていきます。
先ほども述べたように、症状を増悪させないために腰を反らない、姿勢や動きが大切になります。
腰を反ってしまう原因としては、
・背骨の固さ
・股関節の固さ
・足首の固さ
・お腹や背中の筋力のアンバランス
などにより、腰部が頑張りすぎて反っている方が多いです。
なので、こういった原因を解決しなければ、痛み止めや血流改善のための薬物療法、痛み緩和のためのリラクゼーションを受けてもその場しのぎでしかありません。
改善が難しくても、杖やシルバーかーを使用したり、日常生活を工夫することで痛みや痺れなく動ける時間が増えてきます。
大事なことは、運動、栄養、薬、生活、装具などトータルして行うことで改善を図り、今よりも動ける体、いつまでも動ける体づくりを行うことです。
最近は、本やYouTubeを見れば、簡単にストレッチや運動ができる環境にあります。とてもいいことです。
しかし、その人その人にあった、メニューを行わなければ、特に身体に不調がある方は、返って身体を悪くしてしまうこともあります。
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