2021.05.11
慢性疼痛…痛みは生きていくために必要なもの!?
日本では、約13%の方が生活や仕事に何らかの支障をきたす痛みを保有していたが、治療によって満足な痛みの軽減は得られていない結果となっている。
日本における慢性疼痛保有率は?
18,300名の中、慢性疼痛のスクリーニング条件を満たした人は、2,455名(13.4%)であった。
その中で、最も多い症状として腰痛が58.6%と多く、肩痛が次いで多かった。
この2,455名により詳しい二次調査を実施した結果、「痛み」のために仕事・学業・家事を休んだことがあると答えた方は、34.5%いた。
これだけ多い、慢性疼痛の改善率や受診先は?
痛みに関する治療は95.4%の方が原因となる疾患を治療している医療機関で受け、満足のいく程度に痛みを和らげられたとする方は22.4%であった。
診療科では、痛みの治療に整形外科を受診している方が45%と第一位である一方、ペインクリニックを受診している方は0.8%と低値であった。
日本では、約13%の方が生活や仕事に何らかの支障をきたす痛みを保有していたが、治療によって満足な痛みの軽減は得られていない結果となっている。
ただ、痛み自体は生きていくために必要なものなのです。
痛みは、人の痛みに気づく(共感システム)ことができ、コミュニケーションを取るためにも必要になります。
マッサージやストレッチは痛みを和らげるのに効果的ですが、逆に気持ち良さに依存してしまうとなかなか痛みを改善させることができません。
ヨガやピラティス、トレーニングなどしんどいかもしれませんが、終わった後は何だか体が軽くなったり感じませんか?
そういった感覚はとても大切なことです。
体に不調があってもじっとしていると、よくないこともあります。天気の良い日は歩くなどの有酸素運動が実は、慢性疼痛には効果的と言われています。
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