2021.05.10
筋力増強のメカニズム!高齢者(シニア)のトレーニングやケガ・病後のリハビリで考慮すること!
日常生活、スポーツ活動、介護予防など、さまざまな場面で筋力は大事になってきます。年齢を重ねるごとに筋力は衰え、フレイルやサルコペニアに移行してしまいます。
いつまでも健康に歩くことや、テニスやゴルフなどの趣味を続けられるためには、筋力トレーニングが必要になります。
また、多くの研究で、歩行自立のためにはある程度の下肢筋力が必要とされると報告されています。
今回は、特に高齢者(シニア)やケガ・病後のリハビリで行う筋力トレーニングについてです。
筋力増強のメカニズムには、以下の①②③を考慮し行う必要があります。
①筋張力と筋長、関節角度の関係
②筋張力と収縮速度の関係
③筋肥大(筋力トレーニング、エネルギー摂取、タンパク質合成能、微細筋損傷)
③の筋力増強における筋肥大には時間がかかります。
正直、限られた時間で行うトレーニングやリハビリではおおよそ2ヶ月の期間を要する筋肥大を大人しく待つ時間がありません。
筋力トレーニングはしっかりと行いますが、より効率よく筋力増強が行える方法があるとしたら、よくないでしょうか?
筋力が向上すると言われると、みなさんどうイメージされますか?ボディービルダーのようなムキムキな体にならないといけないと思ってはいませんか?
上記に筋力増強のメカニズムを書きましたが、①と②を考慮するだけでも筋力が向上し、普段より力が発揮しやすい体にすることができます。
では、①、②の関係を良くするにはどうしたらいいか、それは、筋肉を鍛えると言う考えではなく、いい姿勢や動きを鍛えることで正しい筋張力や筋長、収縮タイミングが得られ、特に何もしていなくても、自然と力が入りやすかったり、動きやすい感覚を得ることができます。
その上で、筋力トレーニングを行うことで、より効果が増し、早期から効果の出る筋力トレーニングを行うことができます!
MICHI WALKリハトレスタジオ[リハビリ&トレーニング]では、トレーニングやリハビリを始める前に、丁寧に体の状態(姿勢や動き)を評価しプログラムを作成していきます。肩、腰、膝など体にお悩みがある方、怪我や病後の自費リハビリ、健康や予防のためのトレーニングを少しでも興味のある方は、ぜひ一度お越しくださいませ。